【2月10日 AFP】米マイクロソフト(Microsoft)は9日、電子メールで約束したことをユーザーが忘れずに果たせるようにする、同社のパーソナルアシスタント「コルタナ(Cortana)」を使ったサービスを開始すると発表した。

 同社のパートナーグループ・プログラムマネジャー、マーカス・アッシュ(Marcus Ash)氏は、「コルタナは今後、ユーザーが電子メール上でやると言ったことを思い出させる助けをする。ユーザーは頼む必要さえない」とのメッセージをブログに投稿。コルタナは、ユーザーが電子メールで何かを約束すると自動的に認識し、その約束を果たすよう絶好のタイミングで先を見越してリマインドを行ってくれると説明した。

 コルタナは、人口知能(AI)を搭載したマイクロソフトのデジタル・アシスタント機能。今回のアップデートによって、ユーザーが電子メール上で行った約束の認識と記憶が可能となり、さまざまな作業に気を配れるようになった。

 アッシュ氏によると、同機能に興味のあるユーザーは、コルタナにサインインした上で電子メールの閲覧許可を与える必要があるという。(c)AFP