【2月8日 AFP】16-17イタリア・セリエAは7日、第23節の試合が行われ、エディン・ジェコ(Edin Dzeko)が得点ランクでトップに立つ2得点を記録したASローマ(AS Roma)が、フィオレンティーナ(Fiorentina)に4-0で大勝し、優勝争いに踏みとどまった。

 5日にラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2017)のイタリア対ウェールズが開催された影響により、第23節で唯一順延となったため、敗れれば首位ユベントス(Juventus)と勝ち点7差、2位ナポリ(SSC Napoli)と同1差の3位になる重圧がローマにはのしかかっていた。

 しかし、ルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督が指揮を執るローマは、ホームでフィオレンティーナを圧倒して優勝候補の一角であることを証明した。

 ローマは首位との勝ち点差を4としたが、リーグ6連覇を目指すユベントスは、8日に行われる未消化分のクロトーネ(FC Crotone)戦で勝利すれば、2位との差を再び7ポイントに広げることができる。

 パウロ・ソウザ(Paulo Sousa)監督が指揮を執るフィオレンティーナが敗れたことは、危機に陥っているACミラン(AC Milan)にとってうれしいニュースとなった。

 現在複数のクラブが来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)出場権獲得を争っており、23節でミランは0-1でサンプドリア(Sampdoria)に敗れて3連敗を喫しているが、フィオレンティーナも敗れたため両チームは同勝ち点で並んでいる。(c)AFP