【2月6日 AFP】2016-17スキージャンプW杯は5日、ドイツのオーベルストドルフ(Oberstdorf)で男子個人第20戦が行われ、グレゴア・シュリーレンツァウアー(Gregor Schlierenzauer、オーストリア)が転倒により負傷した。

 フライングヒルで行われた今大会は、主催者が雨と強風のために1本目のジャンプで中止を決め、ステファン・クラフト(Stefan Kraft、オーストリア)が優勝を飾っている。

 五輪で通算四つのメダルを獲得し、W杯の通算最多優勝記録を持つシュリーレンツァウアーだが、予選でひどい転倒をした。

 負傷から1月半ばに復帰したばかりだったシュリーレンツァウアーは、201メートルの飛距離を記録したが、ぎくしゃくとした着地をすると倒れ込み、新たなけがの恐れがある中で病院に搬送された。

 クラフトは235.5メートルのジャンプで、2位にアンドレアス・ウェリンガー(Andreas Wellinger、ドイツ)、3位にユーリ・テペス(Jurij Tepes、スロベニア)を抑え込んだ。(c)AFP