【2月5日 AFP】イラン政府は5日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領によるイスラム圏7か国出身者の入国禁止令が連邦地方裁判所で一時差し止めを命じられたことを受け、同国で開催されるレスリングの国際大会で米国代表選手の出場を認める方針を示した。

 イランのモハンマドジャバド・ザリフ(Mohammad Javad Zarif)外相はツイッター(Twitter)で「#MuslimBan(イスラム教徒の入国禁止)を一時差し止める連邦地方裁判所の命令を受け、米国代表レスリング選手のビザ(査証)は許可されるだろう」と記した。

 イラン政府はこれまで、トランプ米政権による大統領令への報復措置として、今月16日から17日にわたって開催されるレスリングのワールドカップ(男子フリースタイル)で米国代表選手の入国を拒否するとしていた。(c)AFP