【2月2日 AFP】韓国の有名元プロボクサー2人が、来月1日に竹島(Takeshima、韓国名・独島、Dokdo)で対戦することが明らかになった。試合の運営者が1日、明らかにした。

 対戦するのは、いずれも53歳で、WBCライトフライ級元王者の張正九(チャン・ジョング、Chang Jung-Koo)氏と、WBAライトフライ級元王者の柳明佑(ユ・ミョンウ、Yuh Myung-Woo)氏の2人。

 対戦日はまだ仮決定ながら、3月1日に予定されている。この日は、日本による統治時代の1919年に起きた「3・1独立運動」の記念日に当たる。

 両氏は国籍や年齢、階級も同じだが、対戦するのは今回が初めて。今回の試合は、過去にも竹島で複数のイベントを企画してきた韓国のポップ歌手、キム・ジャンフン(Kim Jang-Hoon)氏の発案によるものだという。

 聯合(Yonhap)ニュースは、「全盛期のベストな動きを見せることはできないだろうが、精いっぱい戦うつもりだ」との柳氏の発言を伝えている。(c)AFP