■目はなく、体をくねらせて動き回っていた?

 また、体の表面には、円錐状の構造体が8個あった。ここから飲み込んだ水を排出していた可能性があり、「鰓孔(さいこう、えらあな)の前駆体」と考えられるとモリス教授はAFPに説明した。

 また、「目の痕跡は確認されていない」という。

 さらに研究チームは、サッコリタスは薄くて柔らかい表皮と原始的な筋肉構造を持ち、体をくねらせて動き回ることができたのではないかと推測している。(c)AFP/Marlowe HOOD