【1月28日 AFP】ギリシャ政府の対外債務は依然として維持が困難な状況で長期的には「非常に危険な状態」になる恐れもあり、欧州による確かな救済案が不可欠だとみられていることが、AFPが入手した国際通貨基金(IMF)の報告書で分かった。

 IMFのギリシャ経済に関する年次報告書によると、窮地に立つギリシャの債務負担に対処するには欧州の機関による支払猶予期間や返済期限の大幅な延長といった救済策が不可欠だという。

 IMF理事会は2月6日に債務持続可能性分析などを含むこの非公開の報告書について議論し、結果を公表することになっている。(c)AFP/Jeremy TORDJMAN