【1月26日 AFP】25日の米ニューヨーク(New York)株式市場では、優良株で構成するダウ工業株30種平均(Dow Jones Industrial Average)が初めて2万ドルの大台を突破した。

 この日ダウは取引開始直後に2万ドルを突破。その後も値を上げ、前日より0.8%高い、2万0068.51ドルで取引を終えた。

 この流れを受けて、世界の主要株式市場も軒並み上昇。大統領選後から上昇に転じた米株式市場だが、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領による景気刺激策実施への期待感もあり、今回最高値を更新することになった。

 ニューヨーク株式市場の好調は、トランプ氏が主張する保護主義的な貿易政策や、社会のあつれきを生む一連の政策への懸念を振り払い、トランプ政権や議会が減税やインフラ投資、規制緩和にかじを切ることに対する投資家らの期待感を示しているとみられる。(c)AFP/John BIERS