ディミトロフが自身初の全豪4強、ゴフィンをストレートで撃破
このニュースをシェア
【1月25日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)は25日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第15シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)は6-3、6-2、6-4のストレートで第11シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)に勝利し、自身初となる全豪4強入りを果たした。
2時間13分で勝利を収め、2014年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)以来2回目の四大大会(グランドスラム)ベスト4入りを果たしたディミトロフは、準決勝でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)とミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)の勝者と対戦する。
錦織圭(Kei Nishikori)を破って優勝したブリスベン国際(Brisbane International 2017)から続く連勝も、自身最長の10試合まで伸びている。前回10連勝した際は、エイゴン選手権(AEGON Championships 2014)を制し、そのままウィンブルドンの準決勝まで勝ち上がった。
ディミトロフは「簡単ではないことはわかっていた。第1セットは精神的にすごく疲れる展開で、良いプレーをしている感覚はあったが、打球の感触はしっくりきていなかった」とコメント。
「少し守りに入ってしまっていたんだと思う。だけどゲームが進み、ポイントを重ねていくうちに調子が出てきて、最後はリズムをつかんで終われた。だから今は満足している」
ロジャー・フェデラー(Roger Federer)が大会を優勝しない限り、ディミトロフは次回発表の世界ランキングで12位まで順位を上げる。キャリア初のグランドスラム制覇を果たした場合、順位は自己最高の6位まで上昇する。(c)AFP