【1月24日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)は23日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第3シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)は第13シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)を7-6(8-6)、3-6、6-4、6-1で下し、3年連続の同大会8強入りを果たした。

 試合時間2時間51分でハイセンス・アリーナ(Hisense Arena)での一戦を制したラオニッチは次戦、四大大会(グランドスラム)通算14勝を誇るラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と激突する。

 カナダ出身の男子選手では最多となるグランドスラム6度目の準々決勝進出を決めたラオニッチは試合後、「きょう勝ち抜けたのは非常に幸運だった。あまり良くなかった場面もいくつかあったから、何とか乗り切れてうれしい」と語った。

 また、大会序盤から風邪に悩まされているラオニッチは「エネルギーはある。必ずしも万全とは感じないけれど」としたうえで、「普通に生活できる。治りかけている感じだ」と説明した。

 さらに、自身の最近の調子については「うまくいっている。去年はいい形で終われたし、今は最高のテニスができていると感じる」と語った。(c)AFP/Robert SMITH