【1月24日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)は24日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第4シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は、決勝進出の経験を持つ第12シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)を7-6(7-2)、6-4、6-3のストレートで下し、4強入りを果たした。

 第1セット終了後に口論もあった試合を2時間15分で制した2014年大会覇者のワウリンカは、四大大会(グランドスラム)通算8度目の準決勝で、第17シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)とミーシャ・ズベレフ(Mischa Zverev、ドイツ)の勝者と対戦する。

 ワウリンカはツォンガについて、「彼との対戦は一筋縄ではいかない。強力な選手だ。かなり速いコンディションだった。風も少しあって、(ボールの)コントロールが楽ではなかった。最初のショットからより良く動けて、より積極的にいけた。そこで差が付いたんだと思う」と語った。

 ワウリンカは三つのブレークポイントをすべてブレークにつなげ、フォアの21本を含む41本のウイナーをたたき込み、アンフォーストエラーを28本に抑える熟練のパフォーマンスを見せた。

 次戦の対戦相手についてワウリンカは、「今夜の試合は見るつもりさ。もちろん。面白い試合になるだろう。ミーシャは大会序盤から良いプレーをしている。タフな相手さ。ロジャーは積極的にいくと思う。好調だし、彼がコートに戻ってきたのをみんな喜んでいる」とコメントした。

 またワウリンカは、番狂わせがなければ「準決勝はロジャーとの対戦になる。楽しむには厳しいものになるだろうが、応援してくれる人がいることを願うよ」と続けた。(c)AFP