【1月23日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)は23日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第11シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)が第8シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)を5-7、7-6(7-4)、6-2、6-2で下し、準々決勝へ駒を進めた。

 試合時間2時間43分に及ぶロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)での一戦を制し、ベルギー出身の男子選手として同大会初の8強入りを果たしたゴフィンは試合後、「ラリーで押し続けた。勝利できて本当にうれしいけど、精神的には疲れた」と語った。

 前回大会の3回戦でもティエムから白星を挙げていたゴフィンだったが、続く全仏オープン(French Open 2016)準々決勝ではリベンジを許していた。

 勝利を収めたゴフィンは次戦、第15シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)とワイルドカードのデニス・イストミン(Denis Istomin、ウズベキスタン)の勝者と激突する。

 ベスト4入りを懸けて争う可能性のある両者についてゴフィンは、「グリゴールはブリスベン国際(Brisbane International 2017)で優勝してシーズン序盤から非常にいいプレーを続けているし、今大会でも好調だ。一方のイストミンも波に乗っている」と警戒した。(c)AFP