【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)の男子シングルス2回戦でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)から大金星を収めたデニス・イストミン(Denis Istomin、ウズベキスタン)は21日、3回戦でもフルセットの末に勝利を挙げたものの、自身の母親はまだ舞い上がっていないと明かした。

 全豪を6度制しているジョコビッチを下して大会に衝撃を与えた世界ランク117位のイストミンはこの日、第30シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)を6-4、4-6、6-4、4-6、6-2で退けた。

 色鮮やかな眼鏡をかけている30歳のイストミンは、自身初となる4回戦で第15シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)と対戦する。

 しかしながらイストミンは、母親で、コーチでもあるクラウディア・イストミナ(Klaudiya Istomina)氏が跳び上がって喜ぶようなことはないと語った。

 クラウディア氏の反応についてイストミンは、「また『グッジョブ』と言われた」とし、今月29日にトロフィーを掲げれば母親を興奮させられるかもしれないと付け加えた。

「全豪で優勝すれば、喜ぶかもしれない。でも、確信は持てないね」 (c)AFP