【1月21日 AFP】16-17ドイツ・ブンデスリーガ1部は20日、第17節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich) は終盤にロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が決勝点を奪い、SCフライブルク(SC Freiburg)に2-1で逆転勝利を収め、ウインターブレーク明けの初戦を白星で飾った。

 昨季のリーグ得点王レワンドフスキは、氷点下にもかかわらず満員となった敵地シュヴァルツヴァルト・シュタディオン(Schwarzwald Stadion)で2つのスーパーゴールを記録し、格の違いを見せつけた。

 立ち上がりに失点したバイエルンだったが、レワンドフスキはボレーを決めて前半のうちに同点にすると、試合終了間際には胸でボールをコントロールして相手をかわすと、最後は左足でボールをゴールに流し込んで決勝点を挙げた。

 バイエルンはこの結果、21日にフランクフルト(Eintracht Frankfurt)を本拠地に迎える2位RBライプツィヒ(RB Leipzig)との勝ち点差を6に広げている。

 レワンドフスキは試合後、ドイツ公共放送ARDに対し、「多くのチャンスを作ることができず、厳しい試合展開になったので、3ポイントを獲得できたことを喜ばなければならない」とコメントしている。

「多少の運が味方してくれた。われわれはあらゆる方法を試み、相手はよく守った。こういう試合では我慢が必要だ。勝つことができて素直に喜んでいる。今日のような気温の中でのプレーは容易ではない」

 バイエルンのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、この試合のパフォーマンスではなく、チームが手にした結果に合格点を与えている。

「すべてを出し尽くす素晴らしい相手との試合だったが、単純にわれわれのプレーが良くなかった。チームが示した強い意思は印象的だった。だがプレーの内容には満足できない。満足できるのは結果だけだ」 (c)AFP/Ryland JAMES