【1月20日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)は20日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)はサム・クエリー(Sam Querrey、米国)を6-4、6-2、6-4のストレートで退け、9年連続の4回戦進出を決めた。

 前日に行われた2回戦では、メルボルン(Melbourne)では絶対的な強さを誇り、これまでも自身の行く手を阻んできたノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)がデニス・イストミン(Denis Istomin、ウズベキスタン)にまさかの敗北。全豪初制覇へ向け視界が広がったマレーはこの日、激しいダッシュでボールを追いかけるなど、前の試合で右足首をひねった影響を感じさせないプレーを披露した。

 次戦、ミーシャ・ズベレフ(Mischa Zverev、ドイツ)との対戦が決まったマレーは試合後、「足首は少し痛んだし、序盤はややためらいもあったが、試合を通してどんどん良くなっていった」と振り返った。

「タフな試合だった。とくに第1セットでは、サムが非常に良いボールを打ってきた。ブレークポイントをしのいだ3-4の場面は大きな瞬間だった」

 同日行われた試合では、第4シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)がヴィクトル・トロイキ(Viktor Troicki、セルビア)を3-6、6-2、6-2、7-6(9-7)で下し、こちらも4回戦に駒を進めた。

 勝利を収めたワウリンカは次戦、アンドレアス・セッピ(Andreas Seppi、イタリア)と顔を合わせる。(c)AFP