【1月20日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)は20日、女子シングルス3回戦が行われ、第8シードのスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)は6-4、5-7、9-7でエレナ・ヤンコビッチ(Jelena Jankovic、セルビア)に逆転勝ちを収めた。

 ともに31歳で、四大大会(グランドスラム)では合計111試合に出場している両者は、ハイセンス・アリーナ(Hisense Arena)で3時間36分に及ぶ激闘を繰り広げた末に、クズネツォワの脚力がヤンコビッチを上回った。

 第3セットでは0-3の劣勢を跳ね除けたクズネツォワは、4回戦で第24シードのアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)と対戦する。パフリュチェンコワは同日の試合で、第11シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)に7-5、4-6、6-3で勝利している。

 グランドスラム通算2勝を誇り、キャリア晩年に差しかかりながらも再び調子を上げているクズネツォワは、「第3セットは完全にエレナが主導権を握っていましたが、踏みとどまろうと努力しました。逆転できて驚いています。チャンスを待って、ブレークバックを狙っていました。本調子ではありませんでした」と語った。

 フルセットの試合が多いことで知られるクズネツォワは、第3セットで6-7と追い込まれながらも、最後の13ポイント中12ポイントを獲得した。(c)AFP