【1月21日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)は21日、女子シングルス3回戦が行われ、通算23度目の四大大会(グランドスラム)制覇を目指す大会第2シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は、二コール・ギブス(Nicole Gibbs、米国)を6-1、6-3で一蹴し、4回戦に進出した。

 35歳のセレーナは、ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で高い集中力をみせると、自身がツアーデビューを果たした1995年当時はまだ2歳だったギブスを寄せ付けることなく、大会通算17度目の出場で14度目の16強入りを果たした。

 昨季はオープン化以降のグランドスラム最多優勝記録に並んだセレーナだったが、故障に悩まされて出場8大会にとどまり、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)以降は欠場を余儀なくされた。

 しかし、今大会ではここまでベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)、ルーシー・サファロバ(Lucie Safarova、チェコ)といった元世界ランク10位以内の選手を次々と退け、かつての強さを取り戻したことを見せつけている。

 7度目の全豪優勝を視野に入れているセレーナは、4回戦で第16シードのバーバラ・ストリコバ(Barbora Strycova、チェコ)と対戦する。ストリコバは同日の試合で、第21シードのキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)に6-2、7-5で勝利した。

 セレーナが仮に4回戦を突破した場合、準々決勝の相手は第30シードのエカテリーナ・マカロワ(Ekaterina Makarova、ロシア)か第9シードのジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)のどちらかになる。