【1月19日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)は18日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は予選勝者のアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)を6-3、6-0、6-2で下し、9年連続の3回戦進出を決めた。

 同大会決勝で5度涙をのんでいるマレーは、第3セットで右足首をひねるアクシデントに見舞われた。痛みで顔をゆがめた王者は、心配げな表情で足を引きずると、自身のプレーヤーズボックスに向かって、「良くない知らせだ…。良くない」と伝えていた。

 しかし、その後もピンチを迎えることなく、最終的には6度のブレークに成功し、自身のサービスゲームでは一度もブレークポイントを許さない完璧な試合運びを展開したマレーは試合後、「少しいやな音が聞こえたし、痛みを感じた。残りの試合中もずきずき痛んだ。動けてはいたけどね」としたうえで、「どれくらい(状態が)悪いかわからない。今は少し動かないが、大丈夫だ。そこまでひどいダメージを負ったとは思わない」と説明した。

「明日の朝起きてみて、どう感じるかだ。一夜にして腫れることもある」

 また、3回戦でサム・クエリー(Sam Querrey、米国)との対戦が決まったマレーは、「今夜はかなりいいプレーができた。ボールをよりクリーンに打てていた」とし、初戦のイリヤ・マルチェンコ(Illya Marchenko、ウクライナ)戦より良い試合ができたと話した。

「コートを広く使ってウィナーを多く取れたし、前にも出て行けた。それがより多くのポイントを支配することにつながった。でも、まだ改善していけると思う」(c)AFP/Robert SMITH