【1月18日 AFP】今月20日に行われるドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の大統領就任で、宣誓に同氏自身の聖書とともに、156年前の就任式でエーブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)元大統領が使った聖書が使用されることがわかった。

 就任式の実行委員会は17日、トランプ氏がジョン・ロバーツ(John Roberts)最高裁長官の立ち会いの下、2冊の聖書を使用して宣誓を行うと発表した。一冊はトランプ氏が小学校卒業時に母親から送られたものだという。

 就任式実行委員会のトム・バラク(Tom Barrack)委員長は、トランプ氏は宣誓の際、「彼自身の家族とわれわれの国家、両方にとって特別な意味を持つ2冊の聖書に手を置く」と語った。

 バラク・オバマ(Barack Obama)大統領も2009年と2013年、宣誓の際にリンカーン元大統領が使った聖書を使用している。(c)AFP