【1月18日 AFP】米フロリダ(Florida)州の南西部に位置するエバーグレーズ国立公園(Everglades National Park)の沖合で14日、クジラの一種であるオキゴンドウが浅瀬に迷い込んでいるのが発見され、16日までに80頭以上が死んだことが分かった。

 エバーグレーズ国立公園はツイッター(Twitter)で、オキゴンドウ95頭が同国立公園に打ち上げられたことを明らかにしていたが、16日までに計81頭が死んだと述べている。

 ソーシャルメディアに投稿された写真には、複数の4~5頭の群れを含め、多くのオキゴンドウが砂浜の近くで連なっている様子が写っている。

 米海洋大気局(NOAA)は地元紙マイアミ・ヘラルド(Miami Herald)に対し、オキゴンドウは「(海岸沿いの)マングローブ林に深く迷い込んだため、対応活動が非常に困難になっている」と説明している。

 72頭は既に死んでいたが、9頭は助かる見込みがなかったため、安楽死させられた。NOAAによると、残りのオキゴンドウは、1頭は生きていたがその他の生死は不明という。(c)AFP