【1月18日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)は18日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第13シードのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)は6-3、6-2でシュテファニー・フェーゲレ(Stefanie Voegele、スイス)を下し、3回戦に進出した。

 全豪での最高成績が2回戦のフェーゲレを下して勝ち上がったヴィーナスは「ここに来てプレーできて最高です。簡単にはやらせてくれない相手で、厳しい試合でした」と話し、「良い一日でした。午前の最初の試合は少し涼しいから、そこに入れて、早めに勝てたのは良かったです」とコメントしている。

 その一方で、ヴィーナスはこの試合で肘を痛め、妹セレーナ(Serena Williams)と組むダブルスは大事を取って棄権することになった。前哨戦のオークランド・クラシック(Auckland Classic 2017)も腕の負傷で途中棄権しており、ヴィーナスは「何とかしたかったし、両方出られればと思っていたのですが、今はまず慎重になって、自分を大事にする必要があると判断しました」と語った。

 全豪では通算8度のベスト8入りの実績を残し、女子では今大会最年長となる36歳のヴィーナスは、同日の試合でバーバラ・レプチェンコ(Varvara Lepchenko、米国)を破ったイン・イン・トアン(Yingying Duan、中国)と3回戦で対戦する。

 ヴィーナスは相手の情報がまったくないことを認め、「彼女のプレーは見たことがありません。ゼロです。どうなるかは、やってみないとわからないですね」とコメントした。(c)AFP