【1月17日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)に所属するアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)が16日、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)在籍時に98万3443ユーロ(約1億1800万円)の脱税があったことを認めた。

 この証言により、28歳でチリ代表のサンチェスは罰金、あるいは執行猶予付きの有罪判決を受ける可能性がある。

 スペインの司法関係者によると、英ロンドン(London)からのテレビ電話で証言したサンチェスは、「スペインの国庫に納めるべき税金に誤りがあったことを認識していた」という。

 サンチェスは2012年から13年にかけての申告分に、マルタに拠点を置く会社を通して得た肖像権による利益が含まれていなかったことを認めた。

 2016年1月には、FCバルセロナでチームメートだったハビエル・マスケラーノ(Javier Mascherano)が同様の罪で懲役1年と罰金81万5000ユーロ(約1億円)を科された。スペインでは通常、初犯であれば懲役2年以内の刑は執行猶予が付く。(c)AFP