38歳ドログバが現役続行へ、コリンチャンスとの交渉が最終段階
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【1月15日 AFP】サッカー元コートジボワール代表で38歳のディディエ・ドログバ(Didier Drogba)が14日、カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のコリンチャンス(Corinthians)で現役を続行する見通しとなった。
ドログバは2016シーズン限りで米メジャーリーグサッカー(MLS)のモントリオール・インパクト(Montreal Impact)との契約が満了し、フリーとなっていた。
コリンチャンスのフラヴィオ・アダウト(Flavio Adauto)スポーツディレクターは、サンパウロ(Sao Paulo)で記者会見を開き、クラブとドログバとの交渉が詰めの段階に入っていると明かした。
「昨日(13日)コリンチャンスは、ドログバ側からの要求を受け取った。それらは過度な要求ではなかったため、われわれは選手の代理人に正式文書を送った」
フランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)から2004年にイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に移籍したドログバは、スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)に2012年まで在籍し、一度はチームを離れたものの、2014-15シーズンに復帰している。
チェルシーで4度のプレミア制覇と欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)優勝を経験しているドログバは先週、マルセイユ復帰も視野に入れているとコメントしていた。
2006年と2010年のW杯でコートジボワール代表の主将を務めたドログバは、中国スーパーリーグ(1部)の上海申花(Shanghai Shenhua)や、トルコ1部リーグのガラタサライ(Galatasaray)でもプレーしている。
昨年11月にドログバは、仏ラジオ・テレビ・ルクセンブルク(RTL)に対し、38歳という年齢を迎えてもなお、自身を「子どものよう」に感じ、輝かしいキャリアの延長を熱望していると話していた。(c)AFP