【1月13日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2016-17)は12日、5回戦第2戦が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は後半ロスタイムにカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が同点弾を決めて3-3でセビージャFC(Sevilla FC)と引き分け、公式戦での無敗記録を国内新記録となる40に伸ばし、準々決勝に進出した。

 第1戦で3-0と勝利し、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を温存したレアルは、ダニーロ(Danilo Luiz da Silva)のオウンゴールで先制を許すと、後半にはステヴァン・ヨヴェティッチ(Stevan Jovetic)とビセンテ・イボラ(Vicente Iborra)に追加点を奪われて試合時間残り10分ほどで1-3とリードを許し、8か月ぶりの敗戦を喫するかに思われた。

 しかし、セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)のPKと途中出場のベンゼマのゴールがチームを救い、レアルは昨季FCバルセロナ(FC Barcelona)が打ち立てた39戦無敗の記録を打ち破った。

 レアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は国内サッカー専門局GolTに対し、「セビージャの方が勝利に値するかもしれないが、われわれは最後まで戦い抜いた。今夜は彼らに分があったが、大会は2試合で行われる。われわれが勝ち抜けるのは論理的なことだ」とコメントした。(c)AFP/Kieran CANNING