【1月12日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は11日、当選後初となる記者会見をニューヨーク(New York)で開き、ロシア政府が昨年の米大統領選を妨害したとみられることを初めて認めた。一方で、ロシアが同氏の評価をおとしめるような情報を入手していたとする文書について、反対勢力による「捏造(ねつぞう)」だと一蹴した。

 トランプ氏は、同文書について「全て虚偽ニュースで、捏造だ。事実ではない」と断言。怒りをあらわに、CNNテレビの報道を「虚偽ニュース」と非難し、事実確認をしないまま文書の内容を公開したニュースサイト「バズフィード(BuzzFeed)」を「できそこないのごみの山」だとこき下ろした。

 一方で、ロシアがトランプ氏を当選させるために行ったと米情報機関が断定したハッキングについては、「ロシアだったと思う」と言明。一方で、「他の国々によるハッキングを受けていたとも考えている」と語り、ロシアの役割を軽視するような姿勢も示した。

 トランプ氏はまた、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領との良好な関係が築ければ「弱みではなく強み」になるとの見解を表明した上で、「プーチン氏とうまくやれるかは分からない。そう願うが、うまくいかない可能性が高いだろう」と述べた。

 経済面では、「われわれは雇用を創出する。私は神が創造した最大の雇用創出者になる」と宣言。自身が経営する巨大事業について、長男の長男ドナルド・ジュニア(Donald Trump Jr)氏と次男のエリック(Eric Trump)氏に経営権を「完全」移譲したと説明し、「息子らは私と(事業について)相談はしない」と述べた。(c)AFP