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ナチス戦犯、2001年にシリアで死亡 仏誌

2017年1月11日 20:41 発信地:パリ/フランス

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ナチス戦犯、2001年にシリアで死亡 仏誌
オーストリア出身のナチス・ドイツ戦犯、アロイス・ブルンナー(撮影日・場所ともに不明)。(c)AFP

【1月11日 AFP】フランスの雑誌「XXI」は11日、第2次世界大戦(World War II)に13万人のユダヤ人殺害に関与していたとされる元ナチス・ドイツ(Nazi)親衛隊(SS)幹部、アロイス・ブルンナー(Alois Brunner)について、幽閉されていたシリアの首都ダマスカス(Damascus)の集合住宅の地下室で2001年に、89歳で死亡していたとする記事を発表した。

 記事の内容はナチスによるホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)に関与した戦犯リストの筆頭とされる、オーストリア出身のブルンナーの行方を追跡する調査で明らかになったもの。ナチス戦犯を捜索しているセルジュ・クラースフェルト(Serge Klarsfeld)氏によるとこの調査結果の「信ぴょう性は高い」という。

 同誌はシリア情報機関の元メンバー3人にインタビューしており、そこで3人は、集合住宅の地下室で過ごしたブルンナーの晩年は悲惨なものだったと語っている。ブルンナーはナチス占領下のフランス・パリ(Paris)北部にあったドランシー(Drancy)収容所の管理を任されていた。この収容所から多くのユダヤ人がガス室のある別の収容所へと送られた。ブルンナーは最後まで悔悟しないナチスで、反ユダヤ主義を貫いていたという。ブルンナーはアブ・フセイン(Abu Hussein)という名前で知られており、晩年は苦悩し、よく泣いていたという。

 シリア情報機関の元メンバーの1人によると、ブルンナーは「体を洗うことすらできなかった」という。また食べ物は軍から与えられる粗末なものと、卵またはジャガイモで、「どちらか1つを選ぶしかなかった」という。(c)AFP/Alain Jean-Robert and Fiachra Gibbons

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