【1月11日 AFP】オーストラリア・ニューサウスウェールズ(New South Wales)州のシドニー(Sydney)は11日、気温が40度に達する猛暑となり、海岸は人だかりとなった。また、森林火災警報が出されるとともに、人々には十分な水分補給が呼び掛けられた。

 豪気象局は、13日には同州北西部のいくつかの町で気温が47度に達する可能性があると警戒を呼び掛けた。また現地当局は同州全域に火気使用禁止を発令し、ライフセーバー団体「サーフ・ライフ・セービングNSW(Surf Life Saving NSW)」は気温上昇により脱水症状のリスクが高まっていると警告した。

 サーフ・ライフ・セービングNSW のアンディ・ケント(Andy Kent)代表は、ここ数週間ライフセーバーたちは極めて忙しく、市民に「自分たちの安全にある程度責任を持ち、自分たちでできることは自分たちで行うことで、負荷の軽減に協力してほしい」と語った。(c)AFP