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中国、汚職撲滅キャンペーンで約120万人を処罰

2017年1月10日 21:20 発信地:北京/中国

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中国、汚職撲滅キャンペーンで約120万人を処罰
資金洗浄疑惑に絡み幹部が拘束された中国工商銀行(ICBC)のスペイン・マドリード支店前で警備に立つスペイン治安警察の警官(2016年2月17日撮影)。(c)AFP/Javier SORIANO

【1月10日 AFP】中国当局が進めている汚職撲滅キャンペーンによってこれまでに120万人近くが処罰されたことが分かった。当局高官が明らかにした。

 共産党員の汚職・腐敗を取り締まる中央規律検査委員会(CCDI)が9日、ウェブサイト上に発表した声明によると、汚職撲滅キャンペーンの一環として、海外へ逃亡した人物のうちこれまでに2600人近くが本国送還、または管轄国へ身柄を引き渡され、86億元(約1400億円)相当の資産が回収された。中国は計48か国と犯罪者引き渡し条約を結んでいる。

 またCCDI幹部は、同委員会に報告された汚職の件数が2012年以降で初めて減少したとしているが、具体的な数字は明かしていない。そうした中、2016年には5万7000件の汚職が自白によって発覚したという。

 一方、9日付の国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)は、2016年に41万人の公務員が処罰されたとし、うち76人は閣僚級以上だったと報じた。

 これに先立ち、全国でCCDIの職員17人を含7900人以上の汚職捜査官が自らの不正行為で罰せられていたことも判明しており、中国政府は汚職捜査官の引き締めも図っていくと発表している。

 政府の腐敗が蔓延している中国では、習近平(Xi Jinping)国家主席が2012年に就任して以降、大々的な宣伝の下に汚職撲滅キャンペーンが繰り広げられており、一部には政治的粛清だと批判する向きもある。(c)AFP

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