人工知能の分野は急速に進歩しており、米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)で先週開幕した世界最大級の家電見本市「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」でもAIロボットが注目を集めた。

 中でも、ハンソン・ロボティクス(Hanson Robotics)社が発表したロボット「プロフェッサー・アインシュタイン(Professor Einstein)」は、まるで人のように感情を表現し、数学や科学の授業など教育的な対話に参加することもできる。

 佳佳はまだその域には達していないが、チェン氏は中国の明るい未来をこのヒューマノイドに見出している。

 チェン氏は、国の繁栄で多くの若者が飲食店での接客といった仕事を敬遠するようになり、また今後は、病院や介護施設で高齢者介護のために多くの人材が必要となることが考えられるとしながら、これらのロボットが活躍の場を広げる可能性があることを示唆した。(c)AFP