【1月9日 AFP】16NFLは8日、ワイルドカードによるプレーオフ1回戦が行われ、ナショナル・カンファレンス(NFC)ではグリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)が、アメリカン・カンファレンス(AFC)ではピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)がそれぞれ準決勝に進出した。

 パッカーズはニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)を38-13で下し、レギュラーシーズンから続く連勝を7に伸ばしている。

 パッカーズではQBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)がプレーオフでのチーム記録に並ぶ4本のタッチダウンパスを通すなど362ヤードを獲得。また、ランドール・コッブ(Randall Cobb)は、前半終了間際に一か八かで投じられた「ヘイルメリー(Hail Mary)」パスをキャッチするなど、こちらもチーム記録となる3度のタッチダウンレシーブを記録した。

 パッカーズは、15日に行われるカンファレンス準決勝で敵地でのダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)に臨む。パッカーズは昨年10月にホームでカウボーイズに16-30で敗れている。

 一方でスティーラーズは、ルベオン・ベル(Le'veon Bell)がランで167ヤードを獲得してプレーオフでのチーム記録を樹立すると、QBベン・ロスリスバーガー(Ben Roethlisberger)がアントニオ・ブラウン(Antonio Brown)に2本のタッチダウンパスを通すなどし、マイアミ・ドルフィンズ(Miami Dolphins)を30-12で退けた。

 スティーラーズは15日の準決勝でカンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)との対戦が決まった。昨年10月の直接対決では、スティーラーズが43-14と快勝を収めている。

 またスティーラーズの白星により、ヒューストン・テキサンズ(Houston Texans)が今季最多勝利を飾ったニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)と14日に対戦することが決まった。同日にはシアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)がアトランタ・ファルコンズ(Atlanta Falcons)と相まみえる。(c)AFP