【1月6日 AFP】トルコで昨年7月に起きたクーデター未遂事件で、東部エルズルム(Erzurum)の裁判所は5日、現場で指揮に当たったとされる軍士官2人に対し、終身刑を言い渡した。トルコ史上最も大規模な司法手続きになるとみられる今回の事件に絡む裁判で判決が出たのは、今回が初めて。

 半国営のアナトリア(Anadolu)通信によると、被告は大佐と少佐で、当時軍の指揮下にあった国家憲兵(ジャンダルマ)をエルズルムで率いていたとされる。2人は憲法に違反した罪で起訴されていた。

 国家憲兵はクーデター未遂事件後、内務省の管轄下に置かれている。(c)AFP/Stuart WILLIAMS