【1月4日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は3日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)からユリアン・ドラクスラー(Julian Draxler)を獲得したと発表した。契約期間は2021年6月までで、移籍金は3600万ユーロ(約44億円)から4000万ユーロ(約49億円)と伝えられている。

 W杯ブラジル大会(2014 World Cup)でドイツ代表メンバーに選出されたドラクスラーは声明で、「欧州で一つの基準となり、近年では多くの偉大な選手を集めてきたクラブの一部として、新たなステージの第一歩を踏み出すのを誇りに思う」とコメントし、ボルフスブルクでの厳しい時間に終止符を打ち、リーグ1王者のPSGに加入することに喜びを明かした。

 23歳のドラクスラーは昨年、ボルフスブルクから退団したいと公言すると、ヴァレリアン・イスマエル(Valerien Ismael)監督からはチーム内に「混乱」を生むとして批判を浴びるなど、落ち着かない日々を過ごした。

 前半戦で苦戦を強いられたPSGは、2月14日と3月8日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)の決勝トーナメント1回戦で、FCバルセロナ(FC Barcelona)と激突する。(c)AFP