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ロシア・トルコのシリア停戦合意、正式発表なく情勢不透明

2016年12月29日 16:06 発信地:イスタンブール/トルコ

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ロシア・トルコのシリア停戦合意、正式発表なく情勢不透明
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シリア北部アレッポで、反体制派から奪還したスカリ地区の廃虚と化した街路に立つシリア政府軍の兵士(2016年12月23日撮影)。(c)AFP/George OURFALIAN

【12月29日 AFP】トルコ半国営アナトリア(Anadolu)通信が伝えたシリア全土を対象としたトルコとロシアの停戦案合意は、29日になっても両国のいずれからも発表がなく、情勢は不透明なままとなっている。

 アナトリア通信は28日夜、トルコとロシアがシリア全土での停戦案に合意し、29日午前0時の停戦発効を目指していると報道。この停戦が実現すれば、両国の監視のもと、シリア政府と反体制派がカザフスタンの首都アスタナ(Astana)で政治交渉に入る計画だと伝えた。

 しかし、この報道後にトルコの首都アンカラ(Ankara)で演説を行ったレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は、停戦案について全く言及しなかった。また、ロシアのドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官も、十分な情報を得ていないためコメントできないと述べた。

 トルコ政府はここ数週間、ロシアとシリア反体制派の非公開協議を何度も仲介してきた。カタールを本拠地とする中東の衛星テレビ局アルジャジーラ(Al-Jazeera)は、シリア反体制派とトルコ、ロシアの3者による新たな協議が29日にアンカラで予定されていると伝えている。

 AFPの取材に応じた反体制派の幹部は、停戦をめぐって協議が行われていることは認めたものの、いずれの停戦条件についても障害が残っていると語っている。(c)AFP

特集:シリア情勢

2011年3月15日、シリアの一角で平和的に始まった反政府デモは、シリアの人々の生活を一変させる紛争へと姿を変えた。

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