【12月29日 AFP】米ツイッター(Twitter)は28日、360度ライブ動画の配信サービスを開始した。動画を配信するユーザーとやり取りしたり、彼らが配信する映像の裏側を見たりできる。

 新サービスはツイッターの動画中継アプリ「ペリスコープ(Periscope)」で提供。ツイッターのアレッサンドロ・サバテッリ(Alessandro Sabatelli)氏はブログの投稿で「面白いユーザーが配信する生中継で双方向の360度の映像を楽しめる。著名人の本当の姿を垣間見たり、独占映像の裏側をのぞいたりできる」とアピールした。

 ペリスコープに最初に配信された360度ライブ動画は、人気ユーザーのアレックス・ペティット(Alex Pettitt)氏が撮影した米フロリダ(Florida)州の夕日。ユーザーは画面をクリックすると別アングルからの映像を観賞できる。

 360度の動画ライブ配信は米フェイスブック(Facebook)が今年すでに開始しているが、周囲の状況を撮影するには専用のカメラが必要となる。

 ツイッターによると、360度ライブ動画は「少人数のパートナー」のものから試験的に配信し、数週間以内に拡充する方針。(c)AFP