【12月29日 AFP】米インターネット検索大手グーグル(Google)は28日、全世界を対象とした2016年の急上昇検索ワードランキングを発表した。ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領などを抑え、スマートフォン向け拡張現実ゲーム「ポケモンGO(Pokemon Go)」が総合トップに輝いた。

 2位は米アップル(Apple)の最新スマートフォン「iPhone(アイフォーン)7」、トランプ氏は3位だった。4月に死去した米ミュージシャンのプリンス(Prince)さんがこれに続いた。

 カテゴリ別では、有名人部門でトランプ氏が首位。大統領選を争ったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が2位で、以下、競泳のマイケル・フェルプス(Michael Phelps)選手、トランプ氏の妻のメラニア(Melania Trump)さん、リオデジャネイロ五輪の体操女子で金メダル4個を獲得したシモーネ・バイルス(Simone Biles)選手という結果だった。

 ニュース部門でもトップはやはり米大統領選だった。2位はリオ五輪、3位は英国の欧州連合(EU)からの離脱「ブレグジット(Brexit)」。米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)のナイトクラブで起きた銃乱射事件が4位で、5位はジカウイルスだった。

 スポーツイベント部門では1位がリオ五輪。米大リーグ(MLB)のワールドシリーズが続き、3位以下はツール・ド・フランス(Tour de France)、テニスのウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)、同じくテニスの全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)の順だった。

 グーグルは全世界の検索ランキングを国別ランキングと共に毎年発表しており、世界のインターネットユーザーの関心動向が分かる。(c)AFP