【12月27日 AFP】大手音楽レーベルのソニー・ミュージックエンタテインメント(Sony Music Entertainment)のツイッター(Twitter)アカウントが26日、一時乗っ取られ、米歌手のブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)さんが死亡したという偽のツイートが流れる騒ぎがあった。同社は投稿を即座に削除し、説明に追われた。

 同社を偽った投稿には「安らかに眠れ@britneyspears #RIPBritney 1981-2016」「ブリトニー・スピアーズが事故で亡くなりました。詳細はすぐにお知らせします」と書き込まれていた。

 同社は直ちにこれらの書き込みを削除。「ソニー・ミュージックエンタテインメントのツイッターアカウントが不正アクセスされた。問題は修正された」と説明した上で「ブリトニー・スピアーズさんと彼女のファンを混乱させたことを謝罪する」と述べた。

 スピアーズさんのマネジャーのアダム・レーバー(Adam Leber)氏は米CNNに対し「ブリトニーは元気で健康だ」と語った。スピアーズさんは25日、迷彩服を着て屋外で楽しむ自身の子どもたちの写真をインターネットに投稿していた。

 スピアーズさんをめぐっては、2001年にも米テキサス(Texas)州のラジオ局が、スピアーズさんと当時の恋人ジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)さんが自動車事故で死亡したと伝え、パーソナリティー2人が解雇されている。

 一方、26日には今年のノーベル文学賞(Nobel Prize in Literature)を受賞した米シンガー・ソングライター、ボブ・ディラン(Bob Dylan)さんの公式アカウントも不正アクセスの被害に遭ったとみられ、ブリトニーさんが死亡したとする偽の情報が投稿されたのとほぼ同時刻に「安らかに眠って@britneyspears」とツイートしていた。(c)AFP