【12月21日 AFP】女子テニスのウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で2度の優勝歴を持つペトラ・クビトバ(Petra Kvitova)選手(26)が20日、チェコ東部プロスチェヨフ(Prostejov)の自宅に押し入った強盗により利き手の左手を刃物で切られて重傷を負い、手術を受けたことが分かった。

 同選手の広報担当者はAFPに対し、「左手の手術を受けている」と述べたものの、それ以上の情報は明らかにしていない。同担当者はこれに先立ち、強盗は同選手を狙ったものではなく、無差別的な犯行だったと説明していた。

 クビトバ選手はフェイスブック(Facebook)上に、「自宅マンションで刃物を持った人物に襲われた。身を守ろうとして、左手に重傷を負った。動揺しているけど、命が助かって良かった」と投稿。「医師らを信頼しているし、万事良い形で終わると信じている。心配しないで」と付け加えた。

 地元警察によると、事件は20日午前8時半(日本時間午後4時半)前に発生。犯人は依然として逃走中だという。(c)AFP