【12月15日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のダーク・ノビツキー(Dirk Nowitzki)が、早ければ今季限りでの現役引退を示唆したうえで、2018年までプレーを続行してダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)での20年におよぶキャリアを祝うのが夢だと語った。

 1998年にDJKヴュルツブルク(DJK Wurzburg)からマーベリックスに加入したノビツキーは、2010-11シーズンのファイナルでMVPを獲得した実績を持つ。

 しかし、通算13回のオールスターゲーム(NBA All-Star Game)出場を誇る38歳は、自身の選手生活に終わりが近づいているという。

 ノビツキーは、独誌スポーツ・ビルト(Sport Bild)に対して「もし、あまり物事がうまくいかず、体中が悲鳴を上げるようであれば、2017年が終わりになることもあり得る。でも、2018年までダラスでプレーして、20年間を完結させることが計画だ」と語った。

「ただ2年契約を結んだからといって、それが自動的に2年間プレーするという意味ではない。来年そのとき(引退)がやって来る可能性だってある」

 現在アキレス腱の問題に苦しみ、11月25日以来実戦から遠ざかっているノビツキーは、自身の去就についてチーム上層部と話し合いを持ちたいとしている。

 一方、今季24試合を消化した時点で、わずか5試合の出場にとどまっているノビツキーの復帰を待つマーベリックスは12日、デンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)から112-92で勝利を収めたが、シーズンの成績は6勝18敗と大きく負け越しており、サウスウエストディビジョンの最下位に沈んでいる。(c)AFP