【12月14日 AFP】写真・動画共有アプリ「スナップチャット(Snapchat)」は13日、最大16人とグループチャットできる新たな機能を公開した。予定されている株式公開を前に、サービスの拡大に打って出たかたちだ。

 グループチャットに投稿されたメッセージは24時間で削除される。受信したユーザーは1度だけ開封・再生することができるが、見られなかった場合はその他のメッセージと同様に24時間後に削除となる。

 この新たな機能の提供に先立ち、運営する米スナップ(Snap Inc)をめぐっては、同サービスの新規株式公開(IPO)を非公開で申請したと伝えられている。評価額の規模は200億ドル(約2兆3000億円)以上。近年のIT業界最大級のIPOとなり、1億人以上が利用する急成長中のサービスに光を照らすものとなる。

 IPOは2014年に上場した中国の電子商取引大手アリババ(阿里巴巴、Alibaba)以降で最大規模となる。同件についてスナップはコメントを避けた。(c)AFP