【12月12日 AFP】16NFLは11日、第14週の試合が行われ、ニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)が10-7で勝利し、ダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)の連勝を11で止めた。

 堅い守備が見られた試合でジャイアンツは7点差をつけられてハーフタイムを迎えたものの、後半は10点を奪うなかで失点をゼロに抑えた。

 今季ジャイアンツとの2試合で連敗を喫して今シーズンの戦績を11勝2敗としたカウボーイズは、ナショナル・カンファレンス(NFC)東地区の優勝がお預けとなった。ジャイアンツのシーズンスイープは、5シーズンぶりとなっている。

 今季1戦目でカウボーイズに20-19で勝利していたジャイアンツのオデル・ベッカム(Odell Beckham)は、「ある時点で目を覚まさなければいけなかった。何が懸かっていたかは分かっていた。前半は十分な出来ではなかったが、守備陣は本当に団結していた」とコメントした。

 またベッカムは、負ければジャイアンツの本拠地メットライフ・スタジアム(MetLife Stadium)で、カウボーイズの選手が記念の帽子やTシャツを着て、地区優勝を祝っているはずだったとし、「コーチは1週間ずっとそのことを話していた。あちらは記念の帽子やシャツを用意しているが、そんなことは起こりえないと。案の定そうはならなかった。試合では自分たちのやるべきことをやった」と続けた。

 カウボーイズはこの日、ボールの扱いが乱雑で、WRデズ・ブライアント(Dez Bryant)は第4クオーターに見せたこの試合最初のレシーブでファンブル。直後にはブライアントをめがけたパスをレオン・ホール(Leon Hall)がインターセプトし、ジャイアンツに軍配が上がった。(c)AFP