【12月11日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは10日、第15節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は3-1でストーク・シティ(Stoke City)から逆転勝利を収め、チェルシー(Chelsea)を抜いて暫定首位に立った。

 本拠地のエミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)で、アーセナルはチャーリー・アダム(Charlie Adam)のPKで先制を許したものの、テオ・ウォルコット(Theo Walcott)が同点ゴールを決めてハーフタイムを迎えた。

 そして後半開始4分、アレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)のパスにメスト・エジル(Mesut Ozil)が頭で合わせると、ふわりとしたシュートは相手GKの頭上を抜く逆転ゴールとなった。

 さらにその後、アレックス・イウォビ(Alex Iwobi)の得点でダメを押したアーセナルは、チェルシーを得失点差でかわして暫定首位に立った。チェルシーは11日のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)戦で、リーグ戦9連勝を狙う。

 チームを率いるアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は、「PKは非常にアンラッキーだった。個人的には、あれはファウルですらないと思う。しかしそこから、チームは素晴らしい精神的なたくましさを見せた」とコメントした。

「われわれがすべきは、集中力を保ち、改善意欲を持ち続けることだ。われわれには首位を争うチャンスがある」 (c)AFP/Tom WILLIAMS