【12月9日 AFP】フェイスブック(Facebook)では今年、真面目なものから気軽なものまでを含むすべてのトピックの中で、最も利用者の話題に上ったのは「米大統領選挙」だった。

 フェイスブックの公式ブログへの投稿によると、共和党候補だったドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏を下した激烈な大統領選挙が今年、最も話題を集めた。2位はブラジルの政治情勢だった。同国では、ジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)大統領の弾劾・罷免があった。

 3位には、位置情報を利用したスマートフォン向けの拡張現実ゲーム「ポケモンGO(Pokemon Go)」が入った。世界的に大ヒットしたゲームだ。

 フェイスブックの利用者17億9000万人が話題にしたトピックの4位は、米国で黒人男性が警官に射殺された事件がきっかけとなった抗議運動「ブラック・ライブズ・マター(Black Lives Matter、黒人の命は大切だ)」。5位は、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)氏の大統領選出だった。

 6位以下はリオデジャネイロ五輪、英国の欧州連合(EU)からの離脱「ブレグジット(Brexit)」、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のスーパーボウル(Super Bowl)、英ミュージシャン、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)さんと米ボクサー、モハメド・アリ(Muhammad Ali)氏の死去と続いた。

 フェイスブックによると、トッピクスのランキングは、1月1日から11月27日までの投稿の中で、言及された頻度を測定したものに基づくという。(c)AFP