【12月7日 AFP】米大リーグ(MLB)のボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)は6日、シカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)からトレードでクリス・セール(Chris Sale)投手を獲得した。

 レッドソックスは、セールを本拠地フェンウェイ・パーク(Fenway Park)に迎え入れるかわりに、ヨアン・モンカダ(Yoan Moncada)内野手、マイケル・コペック(Michael Kopech)投手、ルイス・バサビ(Luis Basabe)外野手、ビクター・ディアス(Victor Diaz)投手の若手有望株4選手を放出している。

 セールの加入により、すでにア・リーグのサイ・ヤング賞(Cy Young Award)に輝いたリック・ポーセロ(Rick Porcello)や元サイ・ヤング投手のデビッド・プライス(David Price)を抱えるレッドソックスの強力な先発陣は、さらに厚みが増すことになった。

 27歳の左腕セールは、ホワイトソックスで通算228試合に登板し、74勝50敗、防御率3.00、1244奪三振の数字を残している。

 一方、21歳のモンカダはMLB屈指の才能と評価されながらも、今年はわずか8試合の出場で、打率2割1分1厘と苦しいルーキーシーズンを送った。(c)AFP