【12月7日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)は6日、グループリーグ第6節が各地で行われ、すでに決勝トーナメント進出を決めているグループDのバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)とアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)の対戦は、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が直接FKを決めたバイエルンが1-0で勝利した。

 昨季はアトレティコに決勝進出を阻まれ、さらに9月の対戦でも0-1で敗れているバイエルンは、寒さが身に染みるアリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)で勝利を収め、チャンピオンズリーグでのホーム連勝記録を15に伸ばしたものの、グループDはアトレティコの首位、バイエルンの2位通過が確定している。

 バイエルンのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、「順位においてはこの結果にほとんど価値はないが、自信という面では大きな意味がある。改善の余地は残っているし、一歩一歩進めて行きたい」と語った。

 一方、出場32チームで唯一のグループリーグ5戦全勝中だったアトレティコは、ベストに近い布陣を送り出したものの、これでグループ初黒星を喫し、クラブ記録を更新する6戦全勝を達成することはできなかった。

 アトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は、「序盤に2回ほど大きなチャンスがあったが、その後は相手のペースだった。前半は向こうにボールを持たれ、試合を支配された」と話した。

「後半は良くなったように見えたし、特に最後の15分はさらに改善したので、手ごたえを得て帰れる。前半と後半で別の顔を見せた試合だった。後半はだいぶ良くなった」

 グループDのもう1試合では、FCロストフ(FC Rostov)が0-0でPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)と引き分け、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)に回ることが決まった。(c)AFP/Ryland JAMES