【12月6日 AFP】サッカー元イングランド代表監督のスベン・ゴラン・エリクソン(Sven-Goran Eriksson)氏が5日、中国甲級リーグ(2部)の深センFC(Shenzhen F.C.)の監督に就任した。

 スーパーリーグ(1部)の広州恒大(Guangzhou Evergrande)でも指揮を執るなど、過去3シーズンにわたって、同国で監督を務めてきたエリクソン氏は先月、上海上港(Shanghai SIPG)の指揮官から退任していた。

 この日、深センFCの新監督として記者会見に臨んだエリクソン氏は、近年サッカーで飛躍的な成長を遂げている同国を離れる覚悟ができていなかったという。

 深センFCは「大きな野望を持つビッグクラブ」だと評する、スウェーデン出身の新監督はAFPに対し、「すでに3年半中国にいるが、まだ中国サッカーと仕事をしたいと感じている」と語った。

「良いサッカーをして、多くの試合に勝てればいいと思う。その目標を達成するために一生懸命努力し、1部昇格が目指すところだ」

 エリクソン氏は、7月に深センFCの監督に就任したものの、クラブの1部昇格に失敗した元オランダ代表のクラレンス・セードルフ(Clarence Seedorf)氏の後任となる。(c)AFP