【12月5日 AFP】16NFLは4日、第13週の試合が行われ、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)は26-10でロサンゼルス・ラムズ(Los Angeles Rams)を下した。ペイトリオッツのトム・ブレイディ(Tom Brady)は、QBとして史上最多の通算201勝目を飾った。

 46本中33本のパスを通し、269ヤードを獲得したブレイディは、「常に勝利を目指してきた。本当に感謝している」と話し、ペイトン・マニング(Peyton Manning)氏の記録を上回ったことを喜んだ。

 またブレイディは、マニング氏とブレット・ファーヴ(Brett Favre)氏に次ぐレギュラーシーズン通算180勝にも、あと1に迫っている。

 ペイトリオッツのマルコム・バトラー(Malcom Butler)CBは、「俺たちは、生ける伝説とロッカールームにいるんだ」と語り、この日もタッチダウンパスを1本記録してチームの勝利に貢献したブレイディを称賛した。

「彼はNFLの歴史の中で、最も勝利を挙げたQBだが、まだ何も達成していないかのごとく、仕事にやって来る」

 腰の手術で今季絶望が決まったロブ・グロンコウスキー(Rob Gronkowski)を欠いて以来、初の試合に臨んだペイトリオッツは、ラムズの攻撃を前半は25ヤード獲得に抑え込むなど、まさにチームとして必要とされるパフォーマンスを披露し、今シーズンの成績を10勝2敗としている。(c)AFP