【12月4日 AFP】英ヴァージン・グループ(Virgin Group)傘下の宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)は3日、商用宇宙船の1号機の事故から2年あまりを経て2号機の初の飛行に成功したことを明らかにした。

 ヴァージン・ギャラクティックはツイッター(Twitter)で、「ユニティ(VSS Unity)」と名付けた商用宇宙船「スペースシップ2(SpaceShipTwo)」の2号機が、米カリフォルニア(California)州にあるモハベ宇宙港(Mojave Air and Space Port)から、「イブ(VMS Eve)」と名付けられた母船となる輸送機ホワイトナイト2(WhiteKnightTwo)によって上空に運ばれた。

 その後、空中でイブから切り離されたユニティはそのまま滑空して着陸した。今回の成功を受けて、ユニティはより難しい飛行試験の段階に入るという。(c)AFP