【12月2日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のフランスGP(France Grand Prix)が、2018年シーズンに10年ぶりの復活を果たすことが関係者によって明らかになった。

 ポール・リカール・サーキット(Paul Ricard Circuit)を舞台とするレースに関する正式発表は、5日に仏パリ(Paris)にあるフランス自動車クラブ(ACF)の本部で開かれる記者会見で行われるという。

 ヌヴェール・マニクール・サーキット(Nevers Magny-Cours racetrack)で開催された2008年が最後となっていたフランスGPを、1970年代と1980年代にレースを開催していたポール・リカール・サーキットは、F1の商業面を統括するFOA(Formula One Administration)のバーニー・エクレストン(Bernie Ecclestone)氏に買収され、改修工事が行われた。

 その後、エクレストン氏から元妻のスラヴィカ(Slavica)さんに離婚の調停条件として譲渡された同サーキットでは昨年、FIM世界耐久選手権(FIM World Endurance Championship)のボルドール24時間耐久レース(24 Hours Bol d'Or)が開催され、2日間で7万5000人の観客を集めた。(c)AFP