【12月1日 AFP】イングランドサッカー協会(FA)は30日、代表の正指揮官にギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)氏を任命すると発表した。

 FAによるとサウスゲウト氏との契約は4年で、新指揮官は2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)や2020年の欧州選手権(UEFA Euro 2020)でチームの指揮を執ることになる。年俸は200万ポンド(約2億9000万円)と報じられている

 現役時代にイングランド代表として57試合に出場したサウスゲイト氏は、英紙のおとり取材での不適切な発言により辞任したサム・アラダイス(Sam Allardyce)氏の後任として、4試合でチームの指揮を暫定的に執り、2勝2分けの成績を収めている。

 1996年の欧州選手権で優勝を果たしたドイツとの準決勝のPK戦で、シュートを失敗したことがよく知られているサウスゲイト氏は、「イングランド代表監督に任命されたことをこの上なく誇りに思う。しかしながら、その座に就くことはそれだけのことだと自覚している。今は、この仕事を成功させたいと思っている。この数試合で選手とともに働くことを楽しんだ。この先には大きな可能性があると思う」と語った。

 サウスゲイト氏は、2000年のケビン・キーガン(Kevin Keegan)氏以来となる元代表選手の指揮官となる。(c)AFP