【12月1日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2016-17)は30日、4回戦の第1戦が行われ、主力を温存したFCバルセロナ(FC Barcelona)は、敵地でエルクレスCF(Hercules CF)と1-1の引き分けに終わり、ベスト16入りがかかる第2戦に向けてリードを奪うことができなかった。

 レアル・マドリード(Real Madrid)との伝統の一戦「エル・クラシコ(El Clasico)」を週末に控え、先発を11人入れ替えたバルセロナだったが、3部エルクレスにまさかの苦戦を強いられた。

 バルセロナは後半7分にエルクレスに先制を許したものの、この試合でデビューを飾ったカルレス・アレニャ(Carles Alena)のゴールで同点に追いつき、試合を引き分けに持ち込んだ。

 一方、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はヤニック・フェレイラ・カラスコ(Yannick Ferreira Carrasco)が2得点の活躍をみせるなど、ギフエロ(CD Guijuelo )に6-0で大勝し、16強入りに大きく前進した。

 アトレティコはサウル(Saul Niguez)のPKとシメ・ヴルサリコ(Sime Vrsaljko)のゴールで前半に試合の主導権を握ると、後半はカラスコが2得点、アンヘル・コレア(Angel Correa)とロベルト・ヌニェス(Roberto Nunez)がそれぞれ1得点を記録した。(c)AFP